「彫刻は詩の塊なんだということ、ただ眼で見た描写や写実ではなくて、詩の心、人間の内から溢れくるもの、そういうものとして彫刻はぼくの内に根付きました」(「作家訪問 本郷新」『ビジョン』1974年1月号) 彫刻家・本郷新(1905~80年)は数多くの芸術論、作品論、自伝などを遺しています。 彼の言葉には、彫刻に対する造形の信念やヒューマニズムの精神が詰まっていて、現代の私たちの心にも響く力を持っています。 当館では、本郷新の自著文献をボランティアの手を借りながら長年に渡って整理し、データ化作業を行ってきました。 本展では、集積された資料を公開しつつ、言論の側面から本郷新の彫刻に対する思念を浮き彫りにします。
コレクション展 かく語りき本郷新 「彫刻は詩の塊だ!」
- 開催期間
- 2024年01月19日~2024年05月26日
月曜日(ただし月曜祝日の場合開館し、火曜日休館)
入館は16:30まで
- 開催場所
- 本郷新記念札幌彫刻美術館
札幌市中央区宮の森4条12丁目
- 主催者
- 本郷新記念札幌彫刻美術館
- 料金
- 一般300円(200円)、65歳以上250円(200円)、高校・大学生200円(100円)、中学生以下無料
( )内は10名以上の団体料金
- お問合せ
- 本郷新記念札幌彫刻美術館
- 電話
- 011-642-5709