シアターキノ
映画を通して札幌文化を牽引。市民の出資で運営されるミニシアター
1992(平成4)年、客席数29席の市民出資による映画館としてオープン。1998(平成10)年に現在の場所に移転し、63席と100席の2館形式となった。SRDという最高級の音響設備を整え、館内の空気をよくするために壁には北海道産の珪藻土が用いられている。オープン以来、支配人の中島ひろみさんが実際に作品を観てから上映を決めるという姿勢は貫かれ、大手映画配給会社がなかなか配給しない、されど良質な作品に出会える映画館として全国的な知名度を誇る。代表の中島洋さんは「キノ映画講座」や「子ども映画制作ワークショップ」を毎年開催するなど、札幌に豊かな映画・映像文化を創るべく活動している。