小樽ビール

札幌近郊のクラフトビールと工場見学

「小樽ビール」は、銭函醸造所で造られる本場ドイツスタイルのビール。北海道小樽の水脈に目を付けた初代ブラウエンジニア(ドイツのビールに関する国家資格の上位資格者)が、4つの原材料(水、麦芽、ホップ、酵母)にこだわり伝統的なクラフトビール(小規模かつ伝統的な工法で造られるビール)の醸造方法で造る高品質のビールは、札幌にもファンが多い。JR札幌駅から約30分の銭函醸造所とその先の小樽倉庫No.1醸造所では、ビール工場見学、札幌市内にある直営店「ライプシュパイゼ」では、3種の小樽ビールと季節限定のビールが生で飲める。クラフトビールの真髄ともいえる、材料・製法・職人のこだわりが生んだ小樽ビール、お好みの旅程でぜひ堪能して欲しい。

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ピルスナー

ピルスナー

ビールの本場ピルセン(現在のチェコ共和国)で1842年に発明された製法でつくられるビール。0度以下でゆっくり熟成された酵母を自然に沈下させることにより生まれる、独特のなめらかなのどこしと軽やかな飲み心地が特徴。

ヴァイス

ヴァイス

バナナ風味とコクのあるモルトの味わい、小麦モルトと大麦モルトを使って仕上げられた爽やかなのどごし、白濁した外観が特徴の夏ビール。別名バナナビールとも呼ばれ、ドイツ・バイエルン地方に伝わる醸造法で造られる。

小樽ビール銭函醸造所

小樽ビール銭函醸造所

手づくりビール体験や、季節のビール試飲会などのイベント、毎年9月中旬にはドイツから本物の楽団を呼んでオクトーバーフェストを開催。工場見学は予約制で、1回の案内につき4名から40名まで受け付けており、お得な食事付きのコース(2,800円〜)では、ビール20杯と自慢のドイツ料理が堪能できる。

小樽倉庫No.1

小樽倉庫No.1

北海道名所・小樽運河の倉庫を改装して造られた、本場ドイツのビアパブの雰囲気が愉しめるお店。現役で稼働している仕込み釜を眺めつつ、新鮮な小樽ビールを堪能できる。併設の醸造所見学は無料。 住所:小樽市港町5-4 営業時間:11時〜23時(無休) 電話:0134-21-2323

小樽ビール

住所
小樽ビール銭函醸造所
小樽市銭函3丁目263-19
営業時間
窓口受付は9時〜17時
電話
0134-61-2280(小樽ビール銭函醸造所)
公式サイト
https://otarubeer.com/jp/