小金湯温泉

1887(明治20)年に開湯された記録が残る、2軒の宿だけの静かな温泉地

定山渓温泉街から、約4kmほど札幌市街地よりにある「小金湯温泉」。豊平川が流れる山の麓に「湯元小金湯」と「湯元 小金湯温泉 まつの湯」の2軒の温泉宿が立つ小さな温泉地だ。いずれも日帰り入浴が可能。かつて定山渓を開湯した美泉定山(みいずみじょうざん)が根元で仮眠したところ、夢枕に現れた樹霊に霊泉を示されたという言い伝えが残る樹齢700年の「桂の木」がシンボル。根元の空洞には不動尊が祀られており、「桂不動」と呼ばれている。秋の紅葉や、徒歩圏内にある「札幌市アイヌ文化交流センター サッポロピリカコタン」も見どころだ。

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桂の大木

桂の大木

美泉定山が根元で仮眠した言い伝えが残る桂の大木。1972(昭和47)年に「記念保護樹林」に指定され、今も立派に枝を伸ばす。

定山渓鉄道こがねゆ駅

定山渓鉄道こがねゆ駅

1918年(大正7年)から1969年(昭和44年)まで、札幌市白石区と定山渓を「定山渓鉄道」が結んでいた。写真は「こがねゆ駅」。

開湯は1887年(明治20年)。古くから湯治場として栄えた小金湯温泉。

小金湯温泉

住所
札幌市南区小金湯
駐車場
各宿にあり(宿利用に限る)
電話
011-598-2012(定山渓観光協会)
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