北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園

北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園

園内に残る大地の起伏は原始の風景、北海道を知る4千種の生きた標本

1886(明治19)年に造られた、日本で2番目に古い植物園。札幌農学校二期生の植物学者、宮部金吾が1883年に植物園の設立計画を命じられ、翌年の6月から北海道の植物を採取する旅で集めたという樹木が今も残る。根室に立ち寄った際に、居合わせた船で渡った千島から持ち帰ったと言われているグイマツもそのひとつ。現役で使われている博物館の建物としては日本最古となる、開拓使の博物館も見どころ。また、アイヌ民族の資料を展示する「北方民族資料室」では、1935(昭和10)年に旭川で撮影された、熊の霊を送る儀式「熊祭」の無声映画を放映。神聖な儀式を動画で見られる、非常に貴重な展示資料と言える。

北ローンとライラック並木

北ローンとライラック並木

ライラックの名で知られる「ムラサキハシドイ」をはじめハシドイ属の約20種が植えられている。花の見頃は5~6月。

博物館内観

博物館内観

「博物館」の正面で待ち受けるのは、明治時代に札幌の牧場を襲ったヒグマの剥製。1890年代に絶滅したエゾオオカミやニホンカワウソなど、今では絶滅してしまった動物の剥製が展示されている。

北方民族資料室とアイヌ丸木舟

北方民族資料室とアイヌ丸木舟

「北方民族資料室」にはアイヌの生活道具や儀礼用具、狩猟用具などを展示。展示ケース上段にある細長い木船は、大正末期に作られた「アイヌのまるきぶね」。

札幌最古のライラック

札幌最古のライラック

宮部金吾記念館の前にある札幌最古のライラック。北星学園の前身、スミス女学校の創始者サラ・クララ・スミス女史が故郷から持ってきた苗から育った株。

秋の園内風景 オオモミジ

秋の園内風景 オオモミジ

秋は園内のオオモミジなどが、鮮やかに紅葉。例年10~11月頃にピークを迎える。

春の花 シラネアオイ

春の花 シラネアオイ

札幌に春を告げるシラネアオイ。4月になると、園内の高山植物園やめがね橋付近で開花する。

北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園

住所
札幌市中央区北3条西8丁目
営業時間
夏期(4月29日~9月30日) 9時~16時30分
夏期(10月1日~11月3日) 9時~16時
冬期(11月4日~4月28日) 10時~15時30分(月曜~金曜)※土曜~12時30分
※入園は閉園の30分前まで
定休日
夏期 月曜(祝日の場合は翌火曜)
冬期 日曜、祝日、年末年始
※天候等により臨時閉園する場合あり
料金
夏期 高校生以上420円 小・中学生300円 
冬期 小学生以上120円 
※5月4日「みどりの日」は無料開園
駐車場
無し
電話
011-221-0066
公式サイト
http://www.hokudai.ac.jp/fsc/bg/
交通
・地下鉄南北線・東豊線・JR線「さっぽろ(札幌)」 下車、徒歩10分
・地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」 下車、徒歩10分
・地下鉄東西線「西11丁目」下車、徒歩10分
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