西岡公園

多様な動植物を守る水源と森。人工物が少ない自然観察の聖地

札幌中心部から車で南に30分ほど、羊ヶ丘展望台の南西の丘陵地に所在し、西岡水源池と呼ばれる貯水池を中心に月寒川及びその上流域の湿原と森から成る公園。水源池は、明治期に旧陸軍の水道施設として月寒川を堰き止めて造られたもので、その後に札幌市が引き継いで公園として整備された。園内の整備は、入口付近を除けば必要最小限にとどめられており、水と緑に恵まれた環境には多様な動植物が生息している。バードウォッチングや自然観察には、うってつけの自然豊かな公園だ。

ガイドウォーク

ガイドウォーク

4月下旬〜10月の毎週金曜日には、公園スタッフが園内の見所や見ごろの動植物を紹介してくれるガイドウォークが行われている。申込は不要。13時までに管理事務所に集合、所要時間は約1時間半ほど。

取水塔

取水塔

貯水池には、尖った赤い屋根の洋風な外観が印象的な取水塔がある。今は使用されていないが、2001年には国の有形文化財に登録された西岡公園のシンボル的存在。

西岡公園

住所
札幌市豊平区西岡487
営業時間
管理事務所/9時~17時
定休日
管理事務所/4月~11月は火曜日、12月~3月は火曜日と水曜日
料金
無料
駐車場
無料 約50台(冬期は20台となります)
電話
011-582-0050
公式サイト
http://www.sapporo-park.or.jp/nishioka/