菅原恵美写真展　秋の移ろい

写真歴30年、札幌を拠点に活動するフォト作家菅原恵美の代表作には、街風景から窓の表情を切り取った写真集、「窓物語」があります。 「窓の中には生活があり、それぞれの物語がある。わたしは窓のある風景を小説を読むように眺め、人の気配や時代の流れを想像しながら"窓の物語”を感じてもらいたい。」と彼女は撮影した作品の意図を述べています。 一貫して撮影してきた風物写真のほか、近年は愛らしいペットをモデルにした動物撮影や生前遺影に応えたポートレート撮影にも取り組んでいます。 心象写真ともいえる今回の作品は、この数年間、何気ない日常生活に息づく「花・果・物」など、「秋の移ろい」をテーマに撮りためた「ほのぼのとした写真」をセレクトして展示します。 大通公園の秋の風情を足元に感じながら、菅原恵美の"秋の移ろい”もご高覧いただけることを願っています。 （入場無料/自由ご高覧下さい）