絵本『スーホの白い馬』は、馬頭琴の由来を雄大なモンゴルの風景のうちに表現し、出版から55年余を経てなお、日本中の子どもたちに読み継がれています。 赤羽末吉(あかば・すえきち、1910~1990年)はこの絵本を始め、日本、そしてモンゴルや中国の少数民族の民話に取材した、80年の生涯で約80冊もの絵本を発表しました。 本展では、赤羽末吉の画業を紹介しつつ、独特の「雪」の表現や、アイヌの民話に取材した「けちんぼおおかみ」についても注目します。 【関連イベント】 講演会①「スーホの草原にかける虹―赤羽末吉の人生と絵本―」【対面・オンライン】 講師・内容 赤羽茂乃 赤羽末吉研究家で、赤羽末吉の義娘である立場から、間近に本人と接してきた視点でのお話をうかがいます。 対面 開催日時:9月9日(土) 14:00~15:30 当館講堂、無料 申込方法:8月18日(金) 9:00から電話受付(先着50名) オンライン 配信期間:9月27日(水) 9:00~11月7日(火) 17:00 申込方法:8月18日(金) 9:00から 当ホームページからお申し込みください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 講演会②「モンゴルの風」【対面のみ】 開催日時・会場 10月7日(土) 14:00~15:30 当館講堂 無料 講師・内容 松田ヒシグスレン モンゴル出身で詩人、小説家、日本文学翻訳家の講師に、『スーホの白い馬』にちなみ、モンゴルの言葉やくらし、文化などについてお話いただきます。 申込方法:9月15日(金) 9:00から電話受付(先着50名) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 講演会③「えー!おおきなおおきなおいもって、こんなにちいさかったの? ―こどもの中に残る絵本の世界― 」【対面のみ】 開催日時・会場 11月4日(土) 14:00~15:30 当館講堂 無料 講師・内容 藤田春義 札幌第一こどものとも社で長年子どもの本に関わってきた講師が、 赤羽作品のなかにあるマジックを解き明かします。 申込方法:10月13日(金) 9:00から電話受付(先着50名) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ギャラリーツアー(展示解説)【対面のみ】 開催日時・会場 9月30日(土)、10月14日(土)、28日(土)各日11:00~約40分 会場:特別展示室 ご案内:当館学芸員 ※入場券をお求めの上、展示室入口へ。(当日先着10名程度) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 読み聞かせ&ワークショップ「おへそがえる・ごん」とあそぼう【対面のみ】 開催日時・会場 9月17日(日) 1回目 11:00~12:00/2回目 14:00~15:00 当館講堂、無料 講師・内容 講師:当館学芸員 おへそを押して口から雲をはくかえるのお話の画像を使った読み聞かせと、とび出すカード作り。 はさみ使用。小学生から大人まで。小学生は要保護者同伴。 申込方法:8月25日(金) 9:00から電話受付 ご希望の時間帯をお伝えください。(各回先着10名) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 馬頭琴演奏と朗読の会【対面のみ】 開催日時・会場 10月22日(日) 14:00~15:00 当館講堂 無料 出演・内容 馬頭琴・喉唄:嵯峨治彦 朗読:嵯峨孝子 『スーホの白い馬』に登場する馬頭琴の音色や、モンゴルに伝わる 独特な歌唱法・喉唄を聴いてみませんか。朗読を交えておとどけします。 申込方法:9月29日(金) 9:00から電話受付(先着50名)

特別展「スーホの白い馬」の画家 赤羽末吉
- 開催期間
- 2023年09月09日~2023年11月07日
【休館日】月曜日(ただし、月曜日が祝日等の場合は開館)
最終入場は16:30まで
- 開催場所
- 北海道立文学館
札幌市中央区中島公園1-4
- 主催者
- 公益財団法人北海道文学館
- 料金
- 一般700(550)円、65歳以上の方450(350)円、
高大生450(350)円、小学生300(200)円
- お問合せ
- 北海道立文学館
- 電話
- 011-511-7655