冬の札幌への旅行、服装や靴など10のアドバイス
2019年01月15日
札幌へ観光にいらした方が、冬のイベントやデートを上手く楽しむための実用的な服装や靴などへのアドバイス。 冬の旅行に役立つ知恵を札幌人がご紹介します。
冬の札幌は、気温が低く、たくさんの雪が降ります
降雪量 597cm
冬日(最低気温が0度未満) 124.8日
真冬日(最高気温が0度未満) 45日
これは札幌の年間の平均値です(1981年から2010年の統計)。約190万人が住む札幌のような大都市で、これほどたくさんの雪が降るのは世界的にも珍しいと言われています。また、1年の1/3は冬日。この寒さの中でうまれた独特の風習や、自然に身についた習慣は、北海道外の方にはちょっと面白く映るかもしれませんね。 私たちの日常の中から、冬の生活や知恵をいくつかピックアップしてご紹介します。どうぞ札幌の冬を楽しむ参考にしてください。

冬の札幌では、服装は「重ね着」がお勧め
札幌市内のデパートや観光施設の屋内、地下鉄などの交通機関は、暖房が強めにきいていることが多く、旅行中、屋内と屋外の気温差が激しくなり、汗をかいたり、体が冷えたりして温度調節が難しくなることがあります。冬の観光中の服装としては、脱いだり着たりするのが楽な、暖かい服を重ね着するのがお勧めです。適度に脱いだり着たりすることで、温度調節をすることができます。
冬の札幌では、大き目のカバンを持つ
旅行中、札幌市内を移動していくと、屋内で脱いだ上着、マフラー、手袋などを持ち歩いたりするのが面倒になってきます。そんな時、脱いだものをしまうことができる大き目のカバンを持っていると便利なのでお勧めです。もちろん、旅行中に購入したお土産などを入れるのにも便利。

札幌観光、冬の旅行は時間に余裕をもって
JR、バス、タクシーなどの交通機関での移動、天候不良の日だけでなく、晴れていても道路の除雪状況や、路面の状態によって、冬の交通は想像以上に時間がかかることがあります。冬の札幌の旅行では、少し時間に余裕をもって出かけましょう。
冬の移動の前には、確認を忘れずに
雪には強い札幌ですが、それでも、天候により運行やイベントが中止になっていたりすることがあります。心配な時はイベントや観光に出かける前に各機関・施設に問い合わせをすることをおすすめします。
冬の移動は、地下鉄、地下通路を上手く利用
観光中は、雪の影響がほとんどない、地下鉄や、大通・札幌駅エリアの地下通路を上手く利用しましょう。

冬道の滑らない歩き方
冬、札幌市民は、靴の裏全体を道路につけるような感じで、 歩幅は小さく、「すり足」を意識して歩きます。 滑りづらい歩き方を自然に身に着けているのです。路面が斜めになっていたり、薄い氷が張っている場所はもちろんですが、雪の下にツルツルな氷の路面が隠れている場合は滑るので、要注意です。せっかくの、冬の札幌での素敵なデートだから滑らないようにしたいですね。
冬道、砂袋の使い方
冬の間、札幌市内の交差点や公共施設内には、滑りやすい路面の対策用に砂箱が用意されていることがあります。砂は袋に入ったものや、ペットボトルに入ったものがあり、自由に散布することができますので、自分の足元に撒きながら歩くのも転倒防止対策のひとつです。


冬靴、雪道仕様の靴を持っていますか?
道外からいらっしゃる方は、靴が雪道仕様になっていない方も多いと思います。新千歳空港からJRに乗れば、札幌まで外に出ないで移動できますが、札幌駅や、地下通路でつながっている大通エリアの地下街やデパートなどで、冬靴を購入するのもより安全な旅を楽しむ対策のひとつでしょう。
冬靴用の滑り止め、脱着可能なものや接着するものなど、種類もいろいろ
コンビニエンスストアやドラッグストア、靴店などで販売されている、履いている靴に自分で引っかけたり、張り付けたりする滑り止めは約1,000円~2,000円。靴修理店では混み具合によりますが、約40分前後・約2,000円~3,000円で靴の裏に滑り止めを張ってくれます。北海道民の店員さんが働く靴店に立ち寄って相談すると、生活体験を踏まえた実用的なアドバイスがもらいやすいかもしれません。


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